そう言えば、さっきアップした記事「エントリーポイントの狙い方(2)」で大切なことを書き忘れていたことに気が付きました。
ということで、追記の意味合いで、これからサクッと解説します。
ブレイクのダマシが予め判断できる
先ほどの記事を参考に、価格推移の軌道をチャネルを引いて判断していくと、チャートポイントとなる水平線のブレイクが、失敗するのか成功するかが、予め分かることが多くなります。
下の図を見てください。
分かりやすい様に、1分足で表示しています。
まず、2つの赤い丸に注目してください。
いずれも水平線をブレイクしていますが、値動きの軌道をチャネルで把握しておくと、ブレイクしたすぐ先にチャネルラインがあるので、失敗するのがブレイクした段階で分かると思います。
しかし、今度は青い丸に注目すると、水平線をブレイクしても、価格推移のチャネルラインに到達するまでには余力があるので、
上の方の青い丸でのブレイクは、スキャルなら十分に獲れる値幅ですし、
下の方の青い丸は余裕でブレイクを狙えるのが分かると思います。
この様に、値動きの軌道をチャネルとして把握しておくと、ブレイクが失敗するのか成功するのかも、予め分かる(もちろん絶対ではない)様になります。
フラクタルを意識しよう
もう1つ、大切なポイント。
これ、さっきTwitterでさーふさん(@SSSURFFF)と会話していた時に気づいたんですが・・・
それは、この価格推移を表すチャネルラインを引く場合、フラクタルを意識しながら引くということです。先ほどの記事でも書いてはいるのですが、やや簡略化し過ぎて書いている様なので、もう少し詳しく解説します。
例えばボラの大きいゴールドの様な場合、1時間足や15分足で明らかに認識できる大きなチャネルは、その大きな流れの中での価格推移になります。
この流れの中でチャネルを基点に売買すれば良いわけです。
しかし、このチャネルの中にも小さなチャネルが存在します。
で、そのチャネルの中にある価格推移のチャネルは、この例で言えば、1つ下の時間軸、つまり15分足か5分足で引けることになります。
この様にしてチャネルの中のチャネルを把握しておけば、スキャルや短めのデイトレとして、より多くのトレードチャンスを捉えることが可能になります。
上図は15分足ですが、この様にラインを引いておいて、15分足のままチャートを監視し、チャネルライン際に来たら、5分足や1分足に切り替えてタイミングを計るわけです。
下図は5分足に切り替えたものです。
この様にして値動きの軌道をチャネルで把握しておけば、限られた時間の中でも、より多くのチャートポイントを掴むことが可能になります。
以上、大切な事なのですが、明日以降は年内ブログ更新できそうもないので、取り急ぎ書き足しました。
トレードの一助として活用してください。
それじゃあ、また。