エントリーポイントの狙い方(2)

今回は、エントリーポイントの狙い方の第2弾です。

ずっと不思議でした。

というか、

古典的かつ基本的な事なのに誰も言わない。
みんな知ってるはずなのに誰も気づかない。
だから、誰も使わない。

というお話です。

いや、本当は気づいている人、いると思うんですけど、やっぱ言ってないだけなのかな。

誰も言わないから、僕は気づくのに結構時間かかったんですけど。

ということで、今日はそんなお話。

「何のこっちゃ?」

って、これだけじゃ分からないかもしれませんが、とにかく始まり始まり~!

軌道を見るんだよ

下の図は、ゴールドの15分足チャートです。(今さっき保存した画像なので、その後から使う画像は値動きが進んでるかもしれませんが、ご了承ください。)

まぁ、こんなラインなら、少し練習しただけで誰でも引けますし、誰でも引けるこのラインはとっても重要です。

が、今回は、エントリーポイントのお話です。

ラインを引こうが、どんなインジを使おうが、皆さんチャートに向き合いながら、

「エントリーポイントはどこだろう?」

と、色々と判断していくと思います。

しかし、その際に最も要大切なのは、

値動きを見る

ということだと思うんですよね。トレードを始めて20年以上経ちますが、それは日増しに強く思うことです。

で、今回はその値動きの中でも、

価格推移の軌道を見る

ということに、絞って解説していきます。

温故知新

じゃあ、もう1度、先ほどのチャートを見てみましょうか。

このチャートを見ながら、値動きの軌道を見ていくわけですが・・・

値動きの軌道ってどういうこと?

って人、多いかもしれませんね。軽く説明します。

価格は一直線に進むことは、滅多にありません。上図では、急上昇の場面があり、一直線に進んで見える箇所もありますが、1分足で見ると流石に多少のジグザグが確認できます。

で、ジグザグに動くということは、

という風に、価格は推移するということです。当たり前すぎで、馬鹿にしてると思っちゃったらゴメンなさい。

で、この価格推移には、往々にしてある種の規則性が生まれます。

例えば、上図の場合は、以下の様な感じになるわけで。

チャネルですね。

で、チャネルとは、「水道管」という意味です。

水道管の中を流れる水を値動きに例えたわけで、値動きはこのチャネルという名の水道管の中を上下にぶつかりながら移動していくわけです。

ただ、ここで注意してほしいんですが、ここ数年、この「チャネル」の意味を変質して使っている傾向があります。

平行に引ける斜め線を相場環境を把握するために用いるやり方の様で、それはそれで高度な理論展開がされている様なので、時間があればむしろ僕は積極的に勉強したいところなんですが、

その様なロジックの場合は、本来の意味での「チャネル」とは、ちょっと違うと僕は思っていて、僕の言う「チャネル」は、昔から教科書で説明されている意味でのパターンとしての「チャネル」なので、誤解しないでください。

で、このチャネル自体が、価格推移の軌道を表します。

 

でね、

 

価格の推移を見る時は、チャネルで見る様にします。

どういうことかというと・・・

大きなチャネルの中を、小さなチャネルがジグザグを描きながら、いくつも作られているのが分かりますよね。

こんな感じで価格は、チャネルの中を推移しながら、値動きを形成していってるわけです。本来チャネルとは、価格の軌道範囲をパターン化して表すためのモノなんですよ。

つまり、チャネルとは価格軌道そのものなんです。

ですから、このチャネルを見て、エントリーポイントを狙えば良いだけです。

上図15分足だとタイミングがとりづらいので、基本的に1分足か5分足を使います。

今回は5分足で見てみましょうか。下図がそれです。

肝心な引き方ですが・・・

引き方は、アバウトで良いんですよ。
大体の軌道予測をするために用いるだけですから。

ピタで捉えるつもりでラインを引いても良いですが、ピタで止まることは期待しないでください。越えてから戻ってくるのは当たり前、届かなくて反転するのも当たり前のつもりで、引いたチャネルはアバウトに値動きを見ます。

で、例えばですが、

大きなチャネルにぶち当たって反転している青い丸の辺りで売りのポジション持てたら理想的ですが、その時にチャート見れてるわけじゃないですよね。

なのでチャートを見た時に、既に出遅れていたら、この価格推移の軌道となるチャネルが引けるまで、待ちます。

具体的に言うと、理想的には高値安値を2点付けたところ、最低でも高値か安値に2点、その逆の安値か高値に1点つけるまでは、チャネルは引けませんから、そこまで待つということになります。

で、待っていると、上図に引いたようなチャネルは引けるわけですよね。

そして、今現在は価格が下落している最中ですから、チャネル上限のライン付近に価格が来るまで待つわけです。

はい、価格はチャネル上限に達してそこで止められています。上ヒゲをつけた小さなロウソク足が2本並んでますよね。

反転を確認してエントリーするなら、この2本の小さなロウソク足の低値をブレイクした時点です。

「それでも自信がねーよ」

って人は、オシレーターを活用します。

上図で使ってるのはストキャス(設定は9-3-3)ですが

ほら、高値圏から反転しかかってますよね。

ということで、ロウソク足の低値ブレイクとオシレーターのデットクロスを見た瞬間にエントリーしちゃえば良いわけです。

で、結果は・・・

赤い丸で売ったことになりますが、スキャルなら小さなチャネルの下限にタッチしたところ(緑丸)で利確しても良いですし、大きなチャネルにタッチしたところ(青丸)で利確してもOKです。

後付けで見ると、粘ってオレンジ色にタッチで利確というのは、大きな2重チャネルの外側の下限ラインタッチになっていて理想的ですが、この外側のチャネルラインはこのオレンジ色の箇所のタッチがなければ引くことは出来ない後付けラインです。

なので、小さなチャネルでのオレンジ丸でのタッチと理解してください。

では、もう1度、隠していた部分をオープンにしたチャートを見てみてみましょうか。

ここから先は逐一解説するのは面倒なので、各自が確認してみて下さい。

チャネルで価格推移の軌道を把握すれば、自ずとエントリーポイントが見えてくることが分かると思います。

チャネルのライン付近で反転するかブレイクするかを見れば良いだけなんですよ。反転したら反転した方向に、ブレイクしたらブレイクした方向に付いていけば良いだけです。

値動きを予測するんじゃなくて、値動きについていくというのは、このことなんです。

で、この方法でエントリーポイントを狙う際の大きな利点は、

チャネルが引けるまでエントリーが待てる

ということです。チャネルが引けないと、エントリー出来ないんですからね、このやり方だと。

ですから、中途半端なところでエントリーしたり、値動きを後追いして高値掴み低値掴みをすることが少なくなるどころか、

今現時点で最も高いところで売り、最も低いところで買うことが、やりやすくなるわけです。

しかも、簡単だし。

プライスアクションに自信がなくとも、チャネルライン際でオシレーターの反転を活用すれば良いんです。

以前にも言いましたが、オシレーターはダマシが割とありますが、きちんとしたチャートポイントではダマシが少なくなりますしね。

で、これを読んだ僕のブログの読者さんは、試しに何度もチャートにラインを引いて練習してみて下さい。

比較的容易に出来ると思います。

ただ大切なのは、先にも言いましたし、このブログでは何度も言ってますが、

ラインはピタで止まる代物だとは思わないこと

ですからね。

ラインを引くというのは、ライン際での攻防を見極めるために引くものですから。

パターンはチャネルだけじゃない

しかし、ここでもう1つ大切なポイントがあります。

それは、この様にチャネルをリアルタイムで引いていくと、

  • いくつものチャネルラインが引ける感じになってゴチャゴチャしてきている
  • 効きそうだと思って引いたけど、効いてないっぽいラインが複数引けてしまった

という局面に直面すると思うんですよ。例えば、ちょうどこんな場面。

で、こういった時はどうするか?

いや、、これは困った状態ではなく、むしろチャンスなんです。

実はチャネルというのは、一定方向に価格が推移する軌道を表している状態に過ぎません。

一定方向に価格が推移しない状態、つまり「保ち合い」になるとチャネルラインは引けないんですよ。

ということは・・・

そう、保ち合いを表す別のパターンラインが引ける様になるわけです。

つか、リアルタイムでは、

  • 引いたチャネルが機能しなくなった
  • 複数のチャネルが交錯してゴチャゴチャしてきた

そんな場合は、保ち合いに移行したと考えて、保ち合いのパターンを表すラインが引けるまで待つようにします。

上図の場合で言えば、まずはゴチャゴチャし出したラインを消して、別のパターンが出来るまで待つわけです。

すると、こんな感じになってきます。

高値が切り下がり、低値は一定を保った保ち合いパターンですね。

じゃあ、これをどちらかにブレイクすのを待てば良いわけです。

で、待ったおかげで、

はい、美味しく上限ブレイクを頂きました。

( ̄∇+ ̄)vキラーン

ただ、ここで絶対的に注意してもらいたいんですが、

今ここで引いたラインは、極めて局所的です。小さな時間軸で見て引いた保ち合いのパターンラインです。

15分足や5分足で引けるような小さな時間軸で引いたパターンラインは、1時間足以上では認識しづらいので、ブレイクしたからと言ってグングン伸びることを期待してはいけません。

欲張らずにサクッと利確が基本です。

そうしないと・・・

ほら、こんな風になっちゃうし。下手すりゃ損切りです。

ノ( ̄0 ̄;)\オー!!ノー!!!!

ということで、小さな時間足ばかり見ずに、きちんと1時間足などの上位足を見ながら、

自分がどの時間軸のどの波を獲りにいっているのか

を明確に意識しておくことが必要です。

とまぁ、今回のお話は、

  • 価格の軌道は一定方向に価格が推移している場合は、チャネルで見ましょう
  • チャネルがゴチャゴチャしてきたらそれは保ち合いなので、その他のパターンが出来るまで待ってブレイクを狙いましょう

というお話でした。

でもこれ、僕のオリジナルじゃないですからね。恐らく100年くらい前から解説されてきたお話です。

でも、ほとんど誰も使っちゃいないのが現実なんじゃないですかね。

まぁ、このトレード界隈は、書籍を出したりしてる人も含めてその多くがニセモノで蔓延ってますから、当然っちゃ当然ですが。

となると、実践レベルで解説している人は、少なくとも僕の目にはとまらなかったので、ある意味これが本邦初公開なのかもしれませんね。

自慢というよりは、悲しい現実です・・・(涙)

ということで、今回はこの辺でお終いにします。このやり方は、練習をすれば比較的容易にエントリーポイントを掴めると思うので、思いっきり使いまわしてください。

年末は忙しいので、恐らく今回が今年最後のブログ更新になるかもです。

それじゃあ、また。

 

“エントリーポイントの狙い方(2)” への1件の返信

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