ライン引きの手引き(1)

これ、今さっき保存したポンド円の5分足チャート。例のごとく、右側の一部の値動きを隠してます。

この時点でチャートを見てトレードを組み立てようと考えるとします。

その際、この時点の価格の直近には、多分以下の様な感じでラインを引きたくなると思うんですよね。

で、この青と赤のライン内でレンジの動きをするか、ブレイクしたらそちらについていこうというシナリオを建てると思うんですよ。以下の図の様な感じで。

でもねぇ・・・

こういった考え方というか手順でトレードを組み立てると、トレードは全く上手くいかないんですよ。

そもそも、その引いた2本のラインって、正しく引けてるんですかね?間違ったラインを引いていたら、建てたシナリオも全く機能しませんよねぇ。

ちょっと確認してみましょうか。以下は、1時間足で見た場合。

機能するか怪しくなってきました。つか、既に結果を見せちゃってるんで、機能してないのがお分かりかと。じゃあ、4時間足はどうでしょう?

もうね、お分かりかと思いますが、引かなくて良いラインです。

既にライントレードの基礎シリーズでお話してますが、ラインは大きな時間軸から引いていかないと無意味なラインを引きがちになります。

ということで、正しくラインを引き直しましょうか。

比較しやすい様に、まずは先ほどの間違って引いたラインのチャートをもう1度見ておきましょうか。それが下の図。

続いて、正しい手順でラインを引いたチャートを5分足で見てみましょう。それが下の図。

青いラインは先ほどよりもやや下にズレて、最初に揉み合った高値部分は、オーバーシュートとして片づけられます。

赤いラインは先ほどと比べると大きく下にズレることになります。

で、この青と赤の水平線の中値が黒いライン。中値ラインも重要だというのは、基礎シリーズで説明済みですよね。この黒いラインは5分足だけを見て引いた先ほどの赤いラインよりも下に位置しますが、こちらの方が正しく機能するはずです。

じゃあ、結果を見てみましょうか。

5分足だけを見て引いた間違ったラインのチャートだとでは・・・

機能してませんね。赤いラインは完全に無視されています。

では、正しい手順で引いたチャートを見てみると・・・

正しいアプローチで引いたラインは、きちんと機能するんですね。

 

でも、結果の出たチャートを見ると価格は揉み合いながらやや下降しているのが分かると思います。チャネルが形成されていますよね。上昇フラッグの可能性も出てきました。

じゃあ、一番最初に見たチャート、

この時点で、斜め線を引けていたら尚更良かったんじゃね?と思うんじゃないかと。

しかし、この段階で斜め線を引こうとすると、初学者は特に混乱すると思うんですよね。間違った線をガンガン引きがちになるんじゃないかと。

ということで、次回は上のチャート図の時点、もしくはもっと早い段階で斜め線を引く考え方をお話しますね。

それじゃあ、また。

 

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