エントリーの実際(スキャル編1)

本来は、前回お話したダウ理論による反転確認の続編を書くべきなんでしょうが、書いてる途中で書く気が失せてきてしまい、

 

全然ブログが更新できねぇ!

ノ( ̄0 ̄;)\オー!!ノー!!!!

 

ということで、今回は趣向を変えていこうかと。

今回お話する内容は、先日トレードしたゴールド(XAU/USD)のスキャルピングの解説です。

スキャルピングやって負け続けてる人って、

元々はデイトレから入って、エントリーすると少しは含み益出るけど結局は損切りで終わったり、たまに勝てた時はチキン利食いするし、目先のちょっとした値動きばかり気になって1分足とかガン見し出したりする結果、

「ひょっとして自分は、デイトレよりスキャの方がむいてるんじゃね?」

って自分に都合の良い解釈してる人ばっかりの様な気がします。

なぜ分かるかって?

そりゃあ、「経験者は語る」だからです。

ということで、

「どんな風に考えて、どうトレードするのか?」

そんな一例をお話することで、多くの人の頭の中にある誤った考え方みたいなのに、少しでも風穴が明けられたらなぁ・・・というつもりでお話していきます。

それでは、はじまりはじまり~!

まずは環境認識

ちょっと、その前に

環境認識する前に、ちょっと確認しておきましょう。

このブログでお話する内容は、基本デイトレです。ただ許容範囲は、数日間ポジションを保有するスイング・トレードからスキャルピングまでと考えています。

で、これから見るチャートは、ゴールド(XAU/USD)の週足です。

では、このブログをご覧の皆さんは、ゴールドの週足で売買する様なトレードをしますか?

週足レベルの、しかもボラティリティの大きなゴールドの「ちょっとの誤差」は「巨大な値幅」です。

普通、しないですよね。少なくとも、僕はやりません。

ですから、週足を見て売買方針を決めることはありません。

あくまで環境認識のみ、つまり今相場がどの様な環境にあるのか?どの様な規則性が見出せるのか?を把握するためだけに、ゴールドの週足を見ます。

この点、勘違いしない様にしておきましょう。

いざ、環境認識

ということで、まずは環境認識から。

下図はゴールドの1週間足ですが・・・

まぁ、ザックリと見ても、上昇トレンドが続いた後、今はレンジだってことが分かると思います。

で、このレンジは形成過程なので、平行レンジなのか、上限は平行で下限は下値を切り上げていくレンジなのかは、断定できません。

もちろん、断定する必要もないんですが、でもまぁ、下値を2,3回試していますから、平行レンジの可能性が強いかな、くらいの認識でOKなんじゃないかと。

ただし、この段階で僕が皆さんにお話しておいた方が良いかな、と思うのは、このレンジの内部構造。

以前にお話したことがあると思いますが、レンジというのは原則として、そのレンジの際にしか優位性はありません。

教科書的なレンジな解説だと、簡易化された値動きなので、

上図の様に、レンジ下限からレンジ上限へと値動きは一気に進み、上限に到達したら次はレンジ下限に向かって値動きが一気に進む様に描かれます。

しかし、実際のレンジ内の値動きというのは、そんなに単純なものではありません。上下に激しく揺れながらようやく上限から下限に到達したり、下限に到達後に上昇したと思ったら再び下値を試してみたり、到達しそうなところで再び踵を返してみたりだとか、不規則な値動きが繰り返されるんですよ。

もう一度チャートを見直して見ても、やっぱりレンジ内ではそんな値動きですよね。

なので、実際のレンジでの売買ポイントは、

レンジ際にしか売買ポイントがないわけです。

レンジ際から離れた中途半端な位置でエントリーしても、値動きは不規則に動くので、

「買えば下がるし、売れば上がる。損切りしたら元の方向へと逆戻り」

という勝てないトレーダーあるあるが頻発します。

じゃあ、今はどこに価格があるのかと言えば・・・

際どころか、レンジの真っただ中にいるわけで。正直この段階では、手を出しづらい位置にいるんですね。

ですから、この週足を見た限りでは、

「値動きは不規則な環境下にある」

と判断することになります。


レンジの内部構造に関しては、実は解説する内容がもっとあります。

例えば、レンジ際ほどではありませんが、レンジ中値にも優位性があるというお話は、以前もしたことがあると思います。

で、今回の週足チャートにもそのレンジ中値にラインを引いて見ると、

見ての通り、やはり意識されている値動きになっています。

しかし、今回はこれらについての解説は省略します。理由は、今回のお話の主旨が、レンジ解説なのではなく、スキャルピングの1例紹介だからです。

でもまぁ、省略しても今回のトレードには何ら問題はありませんし、分析を複雑にしたからといってトレードが上手くいくわけでもありません。

むしろ「週足の値動きは不規則」として、シンプルに判断しておくことの方が、リアルにトレードをする人にとっては、吉と出ることが多いと思います。


それでは、徐々に時間軸を下げていって、現状認識していくとしましょうか。

現状認識

日足

では、週足レベルにおけるレンジ相場を、日足で拡大して見るとどの様な値動きになってるかを覗いてみましょう。

週足で認識したレンジの上限下限が赤い太線、レンジ中値を黒の太線にしてあります。

ではまず、日足直近の値動き(薄青色で囲った丸部分)を見てみましょか。

価格は、順調に下降している様に見えますよね。今現在は、レンジ中値より下のブロックに突入しています。中値を下抜けた後、一旦上昇していますが、中値付近で止められている印象です。ぱっと見で言えば、下降トレンド中の絶好の戻り売りのタイミングかの様に見えます。

しかし、週足で確認した通り、値動きは不規則に動きやすい環境にあるのが現状です。

なので、今の値動きが、このまま素直に下げてくれるかは謎です。

さらには、この図のオレンジ色の丸に注目してみましょう。徐々に低値を切り上げてきていますよね。青丸で囲った下降する値動きも、切り上げた直近低値を下抜けることは出来ず、大きく跳ね返されています。

下の方では、買い上がる勢力が存在すると考えるべきでしょう。

また、波の強弱にも少し注目して見ましょう。下降する波動に対して、下値から仲値に向かって上昇する波動は、負けないくらいの勢いで返してきています。

であれば、今の値動きを見て、素直に下へと再び落ちだすなんてのは、疑問視した方が妥当かもしれません。

ではここで、ちょっと価格付近に数本のラインを引いてみます。

見ての通り、現在の価格は水平線と水平線のちょうど真ん中あたりに位置しています。

う~ん・・・これ、仮に下に向かうにしても、少なくとも一旦は直下の水平線に遮られる可能性がありますよねぇ・・・ひょとしたら揉み合うかなぁ・・・・

いずれにせよ、この日足の段階では、想像の域を脱しません。もう少し詳細を見ていきたいので、時間軸を4時間足に下げて観察しいきましょう。

(ちなみに、ここで引いた水平線は今回のトレードには使わないので、チャート画像が見やすくなる様に、4時間足以下のチャート図には表示させていませんのであしからず)

4時間足

日足チャートで見た青丸部分の値動きを4時間足でもう少し詳しく見ていくと、こんな感じになります。

下降チャネルという規則性の中で下降を続けた後、上にブレイクして今度は上昇チャネルを形成。

典型的なパターンで言えば、この上昇チャネルは下降フラッグと判断し、このチャネルを下にブレイクしたところで、再度下降波が発生することになります。

しかも、この上昇チャネル内の最高値は、下降チャネルに対して38.2%戻しです。この戻り高値をつけた後、この上昇チャネルを下にブレイクしたのが、今の局面なわけです。

絶好の売りエントリーのタイミング!

と言いたいところですが、今まで見てきた週足・日足の環境認識、忘れてないですよね?

値動きは不安定の中にいたんでしたよね。なので、トレンドの継続性は常に疑ってかかる必要があります。

また、日足では買い上がる勢力がいて、下値を買い上がっている形跡がありました。ということは、このまま素直に下落が再開すると判断するには、抵抗があります。

え~っとですねぇ・・・

ここで1つ覚えてもらいたいことがあります。

それは、例えば同じ下降トレンドであっても、さらに上の大きな時間軸の環境によって、値動きの勢いや素直さは変わってくるということです。

  • 下降トレンドの中の下降トレンドなのか
  • 上昇トレンドの中の下降トレンドなのか
  • レンジの中の下降トレンドなのか

これらによって、トレンドの長さや勢い、また値動きの素直さは全く違ってくるんですよ。

この点、絶対に忘れないでください。

で、今はレンジの中の下降トレンド、しかもレンジ際ではなくレンジ中央付近の値動きの比較的不安定な位置にあるわけですから、

安易に「今が下降トレンド戻り売りのチャンス」と判断するには、ちょっと怖すぎなんですね。

もちろん、チャネル下限ブレイク直後では、そのタイミングで売ってくる勢力は存在するでしょうから、その時点で売りを仕掛けるなら、妙味はあるでしょう。

しかし、今はブレイクしてから数十時間経っています。順調に下げていますか?

ここではきちんとロウソク足1本1本の動き方に注目します。

まず、チャネル下限をブレイクして陰線を付けます。が、次のロウソク足を見ると、下げ切ることが出来ずに一旦上に向かい、斜めラインに到達した辺りで再度押し下げられます。ただ、押し返しきれずに小さな陽線の実態となっています。

これ見た時点で僕は、

「あぁ、下の時間軸ではレンジ展開」

と判断します。下に行けば買われて下がらず、上に行けば売られて上がらないんですから。

で、その後のロウソク足の動きを見ても同様に、下げたと思ったら買い上げられ、上げたと思ったら売り下げられが続いていますよね。

ただ厄介なのは、この揉み合いの上値低値がキレイに揃っていないという点です。下値も上値もややオーバーシュート気味になっていて、どちらかというと直近では価格を切り上げているのかな、という印象です。

ということで、トレードするには、もう少し細かい値動きを見ていく必要がありそうです。さらに下の時間足を見ていきましょう。

1時間足

さて、ここからは1時間足チャートを見ていくことになるんですが・・・

その前に、2点お話しておくことがあります。

まず1つ目ですが、ここからは「RoundNr」というインジケータを用います。

先日、Twitterでも紹介したので、既にご利用の方もいると思いますが、このインジはキリ番(ラウンドナンバー)に自動的にラインを引いてくれるというものです。

相場というのは、キリ番を意識して売買されることが多いんですね。なので、水平線をわざわざ引かなくとも、キリ番にラインが引いてあれば、それを意識してチャートを見ることが可能なわけです。

設定の仕方ですが、ゴールド(XAU/USD)の場合は、

1つのチャートにこのRoundNrを2つ入れます。100pと50p単位で表示したいので、設定値はそれぞれ「1000」と「500」にします。

ラインの表示の仕方ですが、実際に手動でラインを引いたりもすることもあると思うので、それとは別な表示にしておきましょう。僕の場合は、「1000」に設定した方を濃い目のグレー、「500」に設定した方を薄いグレーにし、両方とも実線ではなく点線表示にしています。

すると、こんな感じに表示されます。(下図は、別の期間のゴールド15分足です)

わざわざラインを引かなくとも、キリ番が意識されて相場が動いているのが分かると思います。

ただ、このキリ番ラインを全ての時間軸に適用すると、大きな時間足ではチャートが横線で溢れかえって見づらくなります。

なので、「1000」に設定した方の表示は1時間足までとし、4時間足以上には表示しない様に設定してください。「500」の方は1時間足でもゴチャゴチャし過ぎるので、表示できるのは15分足以下までで、それ以上は非表示にしておきましょう。

さて、次に2つ目ですが、実はリアルタイムでチャート画像を保存していなかったので、実際にトレードした時よりも時間が経ってしまったチャート図を使います。

しかし、いつものごとく解説に合わせて先の値動きは画像処理して消しておくんですが、先ほどのインジ「RoundNr」が自動的にラインを引いてしまった上に白塗りでロウソク足を消してしまうため、点線表示が途中途切れたりして表示されてしまいます。

点線を後から編集で補足すれば良いんですが、面倒臭いのでそのまま塗り潰したままにします。不細工な画像になるかもですが、その点はご了承ください。

ということで、以上の点を踏まえて、1時間足チャートを見てみましょう。

上昇チャネルを下抜けた後、下げることはなく揉み合っているのがわかりますね。どちらかと言えば価格は切り上がってきている様な印象。

でもまぁ、この段階でトレードを試みようとすれば、想定できるシナリオは様々になるかと。

まず、レンジ想定であれば、青色の枠組みになるのか、オレンジ色の枠組みになるのか?また、その他にもいくつかのパターンが考えられます。

仮に青色の枠組みで値動きが進行するとしても、上図の様に様々なパターンが考えられます。

また、レンジとはならず、上値低値を切り上げてせり上がっていくケースもあるわけで。その場合は、ブレイクしたはずのチャネルラインを上限にしてせり上がってくパターンが結構多くなるわけで。

いずれにせよ、この段階では売りか買いを判断するには早計かなと。

ということで、もう少し様子を見ることにします。

で、1時間後・・・

陰線をつけて終わりました。これ、ちょっと気になる感じですよねぇ。2回高値を試してからの陰線ですし、ひょっとしたらここから下値を試すのかなぁ?ってな感じで。

ということで、5分足で詳細を確認。展開を見守ることにしましょう。

5分足

そう言えば明言してませんでしたが、1時間足を見た時点で、今のところ方向性が明確ではありませんし、東京時間ということもあって、一定の方向性が出にくい側面も考えられます。また、僕は午後からは仕事なんですよ。

ということで、この時点での僕のトレード方針は、超短期的に方向感が出たらエントリーして即逃げるというスキャル一択です。

では、そんなつもりで5分足チャートを覗いてみましょう。

チャート・パターンで見る

直近高値を2回試してから下落していますから、チャート・パターンで言えばこれはダブル・トップに見えます。であれば今は、ネックラインを割り込んで、もう一度ネックラインを試しているところですね。

ここで弾き返されて再度下に行くようであれば、ダブル・トップ完成と言うことで、売りエントリーになります。

ただし、相場を見る場合は複眼的な視点が必要です。この段階で、

「ダブル・トップだ!売ったら儲かる!ワクo( ̄▽ ̄o)(o ̄▽ ̄)oワク」

なんて決めつけは、危険です。

ということで、視点を変えてみましょう。

移動平均線で見る

さっきからずっと表示し続けているのは、ご存知200SMAです。5分足200SMAは1時間足20SMAと比較的似た動きをして、チャートポイントが一致することが多いというのは、僕のブログの読者なら既にご存知でしょう。

今現在の価格は、この200SMAに止められている感を醸し出してるのが分かると思います。

で、この5分足200SMAを過去に辿ってみてください。やっぱり、以前にも何度もこの200SMAは効いてるのが見て取れると思います。

であれば、この200SMAに止められて、再び上に行く可能性は大いにあり得ます。

ラインで見る

次に、チャートに形成する高値・低値に注目して相場の状況を判断してみたいと思います。分かりやすい様にラインを引いてみました。すると、こんな感じ。

まず薄緑色で囲った部分を見てください。揉み合ってますよね。

揉み合っているゾーンが直近であるというのは、この価格帯に侵入しようとする値動きをブロックする機能があります。

なので、ここに侵入するのが難しく、落ちてきても黒ラインFの辺りで止められてしまうんですね。

ということで、今が小さなレンジの中に環境にあると仮定して、ここから再度上に行くとしたら、黒ラインEもしくはDの辺りまでは到達するかな、と僕は考えました。

しかし、もう少し大きな枠組みのレンジとして考えた場合、その上限はオレンジ色ラインA、下限はラインB(伸びたとしてもラインC)です。

なので、ラインDを越えてさらに上に行くなら、次の目標値はラインAとなります。

逆にラインFを割り込み薄緑色のゾーンへの侵入に成功した場合は、やはりBのラインまでは到達しそうです。

ダブル・トップが完成した場合、そのセオリーとして考えても、D-Fと同程度の長さまでは落ちると考えますから、そうなるとやはりラインBまでは到達しそうです。

ということで、今の段階では上に行くのか下に行くのか判断しづらい状況です。

なのでセットアップはとらず、この後の展開を見て、

  • 短期目線で強い買い勢力が生まれたなら、そちらについていく
  • 短期目線で強い売り勢力が生まれたなら、そちらについていく

というスキャルピングの方針を採ることにします。

買った場合の利確第1目標はE、次がD、さらに伸びる様であればAまで引っ張る方針で。売った場合の利確目標はB付近。勢いよく越えていくのであれば、目先Cあたりで利確する方針で。

それでは、その後の展開を5分足チャートで見守っていきましょう。


注意!

今回は5分足を見てラインを引いてますが、基本的に5分足でしか認識できない様なラインは大口市場参加者には意識されないケースが多く、簡単に破られたりしますので、基本やらないでください。

いや、ライン初心者は絶対に止めておけ。


いざ、エントリー!

値動きで判断する

5分足で様子をうかがっていると、こんな感じになりました。

上にも行けず下にも行けないという展開で、ラインFとキリ番の間で揉み合いが続いています。最後のロウソク足も一旦ラインFを越えますが、直ぐに押し上げられ、ラインFの上に収まってしまっています。

結果として、クラスターが出来てビルドアップされている状況なのが分かると思います。ついに、トレードチャンスがやってきたようです。

やったね!( ̄∇+ ̄)vキラーン

(「クラスター」「ビルドアップ」に関して知らない方は、「エントリーポイントの狙い方(3)」をご覧ください)

上向きかけている200SMAに支えられてビルドアップした値動きは、上に向かう可能性が強まってきました。

が、「予想はよそう」です。価格が下に向かう可能性はまだ完全には排除されていないんですから。

なので、あくまで値動きの「結果」を見て判断します。このクラスターを上抜けてキリ番を越えていくなら買い、下抜けてラインFを越えていけば売りです。どちらにでも反応できる様に準備しておくことが大切です。

ということで、次の展開ですが・・・

クラスターを上抜け、一気にせり上がりました。強い買いが入っている様子です。

もう、完全に買いですね。

僕自身は、このクラスターを上抜けた場合、即エントリーしようと考えていたんですが、

正直言うと、他のことやっていて見逃してしまいました。気が付いたのは、この最新の5分足が確定した段階。

ノ( ̄0 ̄;)\オー!!ノー!!!!

でもまぁ、実際のところは嘆く必要はありません。

このまま爆上げするなら素直に諦めて次のチャンスを狙えば良いだけの話ですし、もう一度下を試すならそれに便乗して買えば良いだけです。

トレードにおいてやってはいけないのは、バイ~ンと伸びた先で安易に飛び乗ることです。

特にスキャルピングの場合は、獲得する値幅が小さいため、さらに注意する必要があります。出来るだけ引き付けてエントリーしなくちゃ、小さな利益はより小さくなり、小さな損切りはより大きくなって、勝ちからは遠のいていくんですよ。

ということで、次の展開を見守ります。すると・・・

先ほど、バイ~ンと伸びたロウソク足の次に陰線が出来ました。見れば分かる通り、下へ向かおうとした陰線はキリ番に止められています。

ここで買いエントリーです。

と言いたいところなんですが・・・

実際の僕は、さらにもう一度キリ番を試して割り込む可能性を排除したかったため、次のロウソク足の値動きを観察し、再度キリ番で止められて陽線の実体が生まれるタイミングでエントリーしています。

で、見ての通りその後は陽線をつけ2本前のロウソク足の高値を更新して終わっています。

( ̄∇+ ̄)vキラーン

ということで、まずは利確第一目標のEもしくはDに価格が到達するのを待ち構えます。

すると、次のロウソク足で、

Dにはわずかに到達しませんでしたが、Eはあっさりと抜けました。

スキャルは欲張ったらダメ!

ということで、ここで僕は「利確しようかなぁー」とも思ったんですが、一応ロウソク足の終値がEより上で終わっていたので、「次のロウソク足でEを少しでも割り込んだらその瞬間にエグジットする」と決めて、次の値動きを見守ることに。

すると・・・

Eを割り込むことなく、あっさりと上昇。

次の到達目標はAです。大きな枠のレンジであると仮定した場合、少なくともここで一旦は止められるはずです。

なので、Aにタッチしたと同時に利確する方針で、次の展開を見守ります。

で、上図の通り、見事Aに到達しました。ここでエグジットして、トレード終了です。ポジションの保有時間は約20分でしたので、あまり期待していなかったこの時間帯のトレードにしては、ラッキーな展開でした。

( ̄∇+ ̄)vキラーン

 

ということで、今回の解説はこの辺で終わりにしようと思います。

今回の実際のトレードの解説において気付いてもらいたいことは、やっぱり

秘密の手法なんてのは、これっぽっちも使っちゃいねぇ

ってことです。

今回使ったテクニカルは、一般的に公開されているものばかりです。

大切なのは、そのテクニカルをどう考え、どう使いこなせるのか?

ってことなんですよ。

要するに、それがトレーダーとしての「腕前」になるわけです。

そのことに気づけさえすれば、今まで勝てなかった人でも、勝てる様になる道筋を立てることが出来る様になると思います。

まぁ少なくとも、自称凄腕トレーダーの

「手法公開します」

とかいう営業トークに、

「ぜひお願いします!」

とかいって群がる様な醜態を晒すことはなくなるかと。

 

ということで、腕磨きのための練習と検証、頑張ってください。

それじゃあ、また。

現状認識の実際(2)

さて、今回は「現状認識の実際」の第2回目です。

前回は理解しやすい様に、単純かつ極端な図を用いて、現状認識の手順を解説してみましたが、実際の相場というのは、そう単純とは限りません。

まぁ、分かりやすい局面もあるっちゃあるんですが、相場は千差万別な顔を見せてくるため、分かりづらい時の方が多いのかなぁ・・・

でも、実際は自分で勝手に相場を難しくしちゃってることも、多いですからね。

ということで、今回は実際のチャートを使って、現状認識を解説していきたいと思います。

使うのは先日1月14日のゴールド(XAU/USD)です。

値動きに振り回されやすい人にとっては、ちょっと認識改めるきっかけになるんじゃないかと思います。

それでは、始まり始まり~!!

実際のチャートで考えてみよう

先日、GOLD(XAU/USD)のチャートを見ていた時に、

「あー、これって今度ブログのネタになりそうだなぁ」

と思ってスクショ撮ってあったのがあります。なので、ここからはそれを用いて解説しようと思います。

ですが、そのスクショを出す前に、まずはゴールドの週足から環境認識していきましょうか。(環境認識で用いるチャートは、スクショ撮った後のものになりますが・・・)

上図は、月足レベルで全体が見れるように、ロウソク足を縮小して表示した週足チャートです。

ぱっと見で分かる通り、①ー②ー③ー④と高値安値を切り上げて上昇トレンドを形成しています。

もう少し詳しく見るならば・・・

②ー③と下降した後に価格は三角保ち合いを形成しています。その後、価格は上へとブレイクし、大きく上に推進していきました(③ー④)。

この③ー④の中の波をザックリ見る(上図赤いライン)と、今は上昇トレンドから押し目をつけている局面に見えますよね。

では、この赤いラインの波を、時間軸を下げて、もう少し詳しく見ていきましょうか。日足に切り替えます。

レンジブレイク直前からの目立った高値・安値を結んでスイング・ライン(緑色)を引いて見ました。レンジブレイク後から、高値安値を切り上げて上昇トレンドを継続しているのが分かると思います。

今はちょうど調整局面ですね。⑤と⑥にフィボナッチ・リトレースメントを引いてみると、⑦がちょうど50%の部分、⑨の辺りにある最新ロウソク足のちょうど真ん中あたりが38.2%にあたります。

次に、⑤ー⑥ー⑦のスイングの中にある小さな波をもう少し細かく見ていきましょうか。(赤いライン)

上図には表示してませんが、⑧ー⑥の波にフィボを引くと、今度は⑦が76.4%、⑨が61.8%にピタでリトレースされています。

次に、⑥ー⑦の調整局面をもう少し細かく見ていきます(赤いライン)。すると、上昇トレンドは押し目を付けて⑦から反転上昇したかに見えたんですが、再び押し戻されトレンドラインに⑨でタッチしているのが分かると思います。

「上昇トレンド中ではあるけれど、素直に上昇させてはもらえない、ちょっと難しい局面かな」

という印象ですね。

それでは次に、もう少し細かくこの⑥ー⑦で表現される調整局面を見ていきたいと思います。

今度はロウソク足までハッキリ見たいんで、時間軸は日足のまま、ロウソク足表示を1段拡大して見てみましょうか。

恐らく多くの人が、価格がAに到達して反転した時点で、上図の様なチャネルを引いていたと思います。

で、その後の値動きも、このチャネルに合わせて推移していたので、

この調整局面は上昇継続を示唆しやすい「上昇フラッグ」

と判断していた人が多かったと思いますし、僕もそう思ってました。

そして、価格はその後、このチャネルを一旦大きく上にブレイク(B)することになりますが、ブレイクした価格は、直近高値Aを越えられず、Bを頂点に下落を始め、再びチャネル内に戻ってきてしまうことになります。

これで、相場の判断が少しだけややこしくなりました。

単にBはオーバーシュートしただけで、その後もこのチャネルは機能するかもしれません。

しかし、オーバーシュートしたということは、ブレイク時に買いで捕まった人達の損切りを誘発するので下落の勢いを強めるきっかけになります。

また高値AでBは止められたことから、このAーBラインを上値にして別の形のレンジを形成する可能性もあります。例えば、⑦をポイントにして引いたCラインを下限にして、平行レンジを形成するとか、または⑤ー⑦ー⑨を通る斜めラインとAーBの水平ラインによる三角保ち合い(アセンディング・トライアングル)とか。

しかし、いずれにせよ、これはあくまでも想定でしかありません。

ここまでの環境認識で判断できることは、

  • 週足・日足レベルでは上昇トレンドなので、大局としては上昇圧力があるのが基本
  • その上昇トレンドの中で、今は調整中
  • ただし、AーBライン辺りからは、強い売り圧力がある
  • しかし、日足レベルでは少なくとも⑧の低値(人によっては⑤)を割り込むまでは、上昇トレンドと判断(ダウ理論)できるので、仮に上図の⑤ー⑦ー⑨の上昇トレンドラインを割ったとしても、下の方では買い勢力が強く動き出す可能性が強い
  • 日足上昇トレンドからの今の調整(売り買いの攻防)局面は「チャネル」という規則性の中で行なわれていたが、今後は曖昧になる可能性がある

ということですね。

で、デイトレードであれば、このレベルでの環境認識が出来ていれば十分です。長い時間をかけて、今から価格が上に行くのか下にいくのかを予想する必要はないんですよ。

大局の中で、

  • 売り圧力や買い圧力がどの辺りでどうかかってくるか?
  • 今の相場には、どんな秩序・規則性・傾向があるのかないのか?

を見分けることが大切なんです。

ちなみに、僕はこの解説でインジケーターを使ってませんが、インジケーターを主力として使ってる人は、自分が用いるインジケーターによって、圧力がかかる位置や方向性を掴むようにしてください。

それが、出来ないなら、インジを使って環境認識してる意味なんて、ないんですよ。

繰り返し言いますが、裁量トレーダーにとって、インジケーターとは単に売買シグナルを鳴らすためのツールではありません。

では次に、日足で見た局面を、更に4時間足に落とし込んで見ていきましょう。

見ての通り、AーBラインを上限に、⑦を下限(Cラインとして引いてあります)にして、画面いっぱいのレンジとなっています。

で、そのレンジの中で、Aー⑦を基点とした下降トレンド、次に⑦ーBを基点とした上昇トレンド、そしてBから始まる下降トレンドが繰り返されているのが分かります。

今現在のBから始まる下降トレンドでは、⑨で一旦上に跳ね返され、その後は小さなレンジを形成していますね。

まぁ、ここはレンジが生まれやすい価格帯で、なぜかと言うと・・・

ちょっと上図の赤く囲った部分を見てもらいたいんですが、ここで揉み合ってますよね。

この局面って、恐らく多くの人が現状認識せずに「三尊だから、売り」と判断して焼かれた部分だと思いますが・・・

この赤い揉み合いの途中、一旦大きく上に抜けているのに引き戻されてしまってますよね。

なぜそうなるかと言えば、過去に青で囲ったLの様な揉み合いがあるからなんですね。

揉み合ったゾーンというのは、抵抗帯になります。だから、赤く囲ったゾーンから上抜けたにもかかわらず、このLに阻まれて、再度下落したわけです。

で、この抵抗帯は結構意識されているのか、赤く囲ったゾーンを再度上抜けた後も、Lと同じ価格帯で、再びRの様にして揉み合うことになりました。

ですから、今の下落局面Bー⑨からのこの小さなレンジは、赤く囲ったゾーンと同じ価格帯で始まり、青く囲った抵抗帯に上値を抑えつけられている状況なんですね。

「過去は繰り返されている。しかし同じ顔をしては現れない」

そういうことになります。

では、この小さなレンジを下限ブレイクして直近低値⑨を抜けていったとしたら、どうなる?

基本的には、下降トレンド継続となり、目先⑦を目指す推進波が生まれることになります。

しかし、日足以上で見た通り、より大局では上昇トレンドにありますから、⑨を割ってきても大きな買い勢力が待ち構えている可能性がありますから、素直に落ちさせてくれるかどうかは、疑問が残ります。

では、今の小さなレンジを上にブレイクした場合はどうか?

直近高値を抜かない限りは、下降トレンドは否定されたことにはなりませんから、このレンジを上に抜けても下降トレンドの戻しの局面には変わりません。いつ大きな売り圧力が再びかかってくるか分からない状態なわけです。

しかも先ほど見た通り、今のレンジを上抜けても、そこには青く囲った抵抗帯が居座っています。

おまけに、この小さなレンジを上にブレイクした辺りは、先の日足チャネルの上限に近づくことにもなります。

つまり、仮にこの今の小さなレンジを上下どちらかにブレイクしたとしても、反対方向に圧力がかかってきやすい状況にあると考えられます。

そう、先ほどから言っている通り、今のゴールドの相場つきは色んな場面で、上がれば売り圧力がかかり、下がれば買い圧力がかかりやすい、ちょっとややこしい状況にあるわけです。

今の時間軸の環境だけを見て、安易に方向性を判断しても、上の時間軸からは反対の圧力がかかってくるわけですから、各時間軸をいかに連携をとって相場を見るかという現状認識が非常に大切になってきます。

さて、4時間足までの環境認識は、この位にしておきましょうか。

では、ここからは僕が先日撮ったスクショを使って、解説を進めていくとしましょうか。

以下がそれで、1時間足・15分足・5分足・1分足をMTFにして同時表示しています。

4時間足でザックリと見た通り、1時間足では下降トレンドを描いた後、レンジを形成しています。

今現在は、レンジ上限から反転し、この小さなレンジの中で下降トレンドを形成しているのが分かると思います。

もちろん、ボラの大きなゴールドですから、小さなレンジと言ってもその値幅は350pipsくらいあるのかな。デイだけでなくスキャであっても、大きな値幅が獲れる局面です。

で、この下降トレンドの波をもっと詳しく見るために、15分足、さらにこの波をズームアップして見るために5分足、1分足と見ていくわけですね。

(この時間足の割り振りは、解説しやすい様にしてあるだけです。実際のトレードでは、各自が各自のやりやすい様に時間軸を表示すればOKです)

では、ここで問題です。

アナタなら、このチャートを見て、直近ではどの様な方針をもとにトレードに臨むでしょうか?

既に説明した様に、どの波をどう捉え、今後の展開がどうなるかを具体的に考えてみて下さい。

ちなみに、この時は日本時間で16時過ぎた、ロンドン市場開始前の時間帯ですよ。

それでは、シンキング・タ~イム!!

 

・・・

・・・

・・・

 

省略して、答えを先に見ちゃダメですよ。

自分の頭で考えなくちゃ、意味ありません。

 

・・・

・・・

・・・

 

結論だけを求める者は、泥棒と一緒である(「デイトレード」より)

 

・・・

・・・

・・・

 

大切なのは、「考え方」であり「答え」ではありません。

トレードは確率論であり、確実な答えなどどこにも存在しません。

つまり、優秀なトレーダーが何人か集まったところで、解釈や答えが同じになるわけじゃないんですよ。

そして、違う解釈、違う方針の中、優秀なトレーダーはいずれもトータルで勝つことになります。

だから、答えだけを知っても意味はなく、自分なりの考え方を養うことでしか、上達の道はありません。

ということで、そろそろ僕なりの解説に入っていきましょうか。

理解しやすい様に、先のスクショにコメントや図を書き入れてみました。

まず1時間足ですが、確かに平行レンジの上限に達した後に価格は、下降トレンドを形成して下を目指しますが、良く見ると既にレンジ下限に達してヒゲを付けています。

ということは・・・

15分足と5分足を見ながら解説します。

「下降トレンド」として見れば、①は調整波、つまり戻しを形成しているところと判断できます。見ての通り、トレンドラインで戻し高値を形成し、反転下落を始めたところです。

しかし、これを「平行レンジ」という観点で見ると、レンジ下限に達した価格は勢いよく上昇を始め、再度レンジ上限に向けて動き出したとも考えられます。

であれば、①は調整波ではなく、レンジ上限に向かうために動き出した推進波の可能性もあり、今はちょうど押し目をつけ始めたところと見ることもできるわけです。

う~ん・・・

では、価格は下降トレンド継続として下げるんでしょうか?それとも、レンジ上限に向けて上昇が始まったとして、上げるんでしょうか?

さて、どっちでしょう?

 

大切なのは、「どちらが正解か?」ということではありません。

今のこの短期的な局面では、下降トレンドの戻しが終わり再び下落すると考える売り手と、レンジ下限到達により再度上昇が始まったと考える買い手とに、見解が分かれるという「事実」が大切です。

つまり、売り買いが交錯する。

そう、揉み合う。小さなレンジを形成する局面になる可能性が高いわけです。

( ̄∇+ ̄)vキラーン

 

それでは、この後の展開もスクショに撮っておいたんで、さっそく見てみましょうか。

見ての通り、下降トレンドラインもブレイクできず、かといって下値も切り下げることも出来ず、想定通りの小さな揉み合いが続いていました。

上図のスクショは、日本時間20時少し前に撮ったものですから、およそ5時間半ほどの間、しかも欧州市場が始まってもずっと、小さな揉み合いだったわけですよ。

トレードする気満々でチャートとにらめっこしていても、ずっとこの状態。小さなレンジをスキャルで獲ることが出来ないなら、もちろんここは様子見で手を出しちゃいけない場面だったわけです。

 

それでは、ここでもう1つ問題を出しましょうか。

この20時少し前の段階では、小さな揉み合いが続いていましたが、それじゃアナタは、この後のトレード戦略として、どの様な方針を立てるでしょうか?

それでは再び、シンキング・タ~~イム!!

 

・・・

・・・

・・・

 

今は、小さな揉み合い、レンジ・・・

この揉み合いが、何時間も続いている・・・

 

・・・

・・・

・・・

 

そのうち、この揉み合いは、エネルギーを貯めながら煮詰まってきて・・・

 

・・・

・・・

・・・

 

そう!

レンジブレイクだ!

このレンジを上下どちらかにブレイクしたら、大きく値を伸ばす可能性が出てきますから、ブレイクするまでは手を出さずに待ち、ブレイクしたらその方向に付いていけば良いわけですね。

( ̄∇+ ̄)vキラーン

 

とまぁ、

そんな誘導尋問を仕掛けてみました。

ブレイク戦略だと思った方、残念でした~間違いです

щ( ̄∀ ̄)ш ヶヶヶ

 

それでは、本当にこの揉み合いをブレイクしたら、上手くいくのかどうか、次の展開を5分足チャートで見てみましょうか。

水色で薄く塗りつぶしている部分が、先ほどのスクショで表示されていた部分です。白い背景からが、その後の展開になります。

まず、既に引いてあった下降トレンドを上にブレイクした赤丸aの部分で買った場合を見ると、ブレイクは失敗しているのが分かります。わずかに上昇しただけで、その後は小さな揉み合いが続き、エントリーポイントを何度も割り込んでいます。

ただ、少し経験を積んでいると、こういった場合は、トレンドラインを越えても、そのままヨコヨコに揉み合ったままになることが多いと知っている人もいると思います。

で、その様な人はラインDを引いて、このヨコヨコのレンジ・ブレイクを狙うと思います。

しかし、これも見ての通り、先の見えない中で実際にトレードした場合、結構難しい局面だったのが分かると思います。

赤丸bをブレイクした直後に一旦レンジ内に引き戻されてしまってますから、実際には慌てて損切りしてしまう人は多いはずです。

仮に、そこで損切りしなかったとすれば、その直後に価格は勢いよく再ブレイクしますが、見ての通り、それ以上の勢いで下落し、大きくDラインを割り込んでしまっています。

ここでは「ブレイク戦略」が方針でしたから、大きな利益を期待してのんびりしていたら、逃げきれずにやっぱり損切りしていたかもしれませんね。

ということで、ブレイク後も価格は何度かラインの下を割り込んでいますから、ブレイク戦略はトレード方針としては上手くいかなかったことになります。

ただ、補足ですが・・・

ブレイク戦略は上手く機能しませんでしたが、このラインDがチャートポイントであるとして反発を狙って買っていた人は、利益を上げることができたはずです。

赤丸cで買った場合、直近高値を越えられませんでしたが、ブレイク狙いではなく、ラインからの反発狙いであれば、サクッと獲って逃げていたでしょう。仮に逃げ遅れたとしても、fではラインDを割り込むことなく、再び反発しています。

このfは、米国市場が始まった23時半ごろの出来事で、見ての通り大きく動いてますから、ここで買った人は、短時間でサクッと美味しい思いが出来たと思います。

それじゃあ、補足はこの位にしておいて、話を元に戻しますが・・・

ブレイク戦略うんぬんを抜きしても、割と多くの人(特に初心者)って、こういった値動きの中で、

「あ、上に大きく動いた」

といっては、追っかけ買いして、その後の強い下落で損切り。

「あ、下に大きく動いた」

といっては、追っかけ売りして、その後の強い上昇で損切り。

みたいなことを繰り返しやすいんですよね。

このチャートの右端が日本時間で言うと翌日15日の16時過ぎですから、24時間ずっとチャートに貼り付いてトレードしていても、丸一日ずっと値動きに振り回され続けた時間を過ごしていたことになります。

(((;゚Д゚)))ガクガクブルブル

値動きが不規則・不安定な時は、手を出しちゃいけない局面なんですよ。

何度も言ってますが、

値動きが不規則=分からない局面

なんです。分からない局面なのに、トレードする方が、どうかしてるんですよ。

トレードする以前に、まずは「自分が分かっていない」ということから分かっていかないと。

 

では、ここで本日3回目の質問タイムといきましょうか。

質問します。

なぜ、この局面はずっと値動きが不規則だったんでしょうか?

何時間も続く小さなレンジをブレイクした後の価格は、綺麗に大きく伸びていくのがセオリーのはずです。

なのに、なぜ今回はブレイクしても、ずっとずっと不規則な値動きを繰り返していたんでしょうか?

それでは、シンキング・タ~~~イム!!

 

・・・

・・・

・・・

 

さっきは誘導尋問しちゃったんで、今回はマトモなヒント出しますね?

 

ヒント1:アナタが今読んでるこの記事は、何について解説してるんでしたっけ?

 

・・・

・・・

・・・

 

ヒント2:小さく揉み合っていたレンジ局面って、その1つ上の局面の一部でしかないはずですよね?その一部をブレイクしたとしても、1つ上の局面の中にいることは変わりないはずです。

じゃあ、その1つ上の局面って、どんな局面でしたっけ?

 

・・・

・・・

・・・

 

さて、ようやく、気づきましたかね?

そう、答えは、

 

小さなレンジを抜けたとしても、そこはより大きなレンジの中のど真ん中

( ̄∇+ ̄)vキラーン

下の図は、5分足ではなく1時間足です。

初動をいち早く捉えたいと、エントリーポイントを狙って小さな時間軸を全集中で見ていたところで、闘うべきステージは、そこじゃなかったわけです。

僕、この記事で質問タイムを始める直前、太文字まで使って、きちんと言ってますよ。こんな風に。

 

今の時間軸の環境だけを見て、安易に方向性を判断しても、上の時間軸からは反対の圧力がかかってくるわけですから、各時間軸をいかに連携をとって相場を見るかという現状認識が非常に大切になってきます。

 

分かった気になっても、使いこなせなきゃ意味がないってことなんですね。

とはいっても、実は僕の解説手順には、わざと仕掛けがしてあります。

環境認識、そして現状認識が大切なのは頭で分かっていても、そうやって時間軸を下げていって分析していくと、

結局は行き着いた先の小さな時間軸を基点にして相場を考えてしまいがち

になるんですよ。だから、局所的な判断に陥りやすくなるわけで。

僕の今までの解説手順は、まさにそんな思考過程を踏まえて解説してみたんです。

この点は、非常に陥りやすい罠ですから、単に意識づけだけで解消できるものではありません。

癖や習慣レベルになるまでは、チャートの表示方法を工夫したり、作業手順とその結果を明示化する(図や文章にしておく)などの工夫が必要だと思います。

 

さて、目先小さなレンジをブレイクしても、そこはまだレンジの中だったということがわかりました。

では、レンジの中で取引する場合は、どうするんでしたっけ?

そう、レンジ内取引は

レンジ上限で売り、レンジ下限で買うんでしたよね。

つまり、レンジの中の出来るだけ外側から内側に向けて仕掛けるわけです。

なぜレンジ内の外側から内側に向けて仕掛けるかというと、レンジの内側は不規則な値動きになることが多いからです。

レンジの端に到達するまでに何日もかかるようなレンジは、先のゴールドの4時間足で見たように、トレンドを形成します。

しかし、レンジ値幅が小さくなればなるほど、規則性が生まれることが少なくなります。

先の1時間足をもう1度見てみましょうか。

レンジ内では、トレンドを形成して動くこともあれば、一気に端から端へと到達することもあります。そして、どちらの方向に向かうのか不規則・不安定にレンジ内を動くことは、日常茶判事です。

レンジの内部というのは、実に不安定ゾーンなわけです。

だから、レンジ内におけるトレードに優位性が生まれるポイントというのは、レンジ際周辺にしかないんですよ。

レンジ際で仕掛けてしまえば、レンジの内側でどの様に不規則な値動きになろうとも、利益を出しやすくなりますし、急変しても逃げやすくなります。

しかし、レンジの内側では、どちらの方向に仕掛けても、不安定な値動きに振り回されやすくなるんですね。

ですから、外側から内側に向かって仕掛ける、カウンターとしての逆張りこそが、レンジ内取引の基本戦略となるわけです。

でも、先ほどの様に値動きを後追いするようなトレードしていたとしたら、それは結果としてレンジの内側から外側に向けて仕掛けていたことになります。

 

やってること、完全に真逆じゃん!

 

そう、まさに負けるべくして負けているわけです。

щ( ̄∀ ̄)ш ヶヶヶ

 

もし、きちんと現状認識が出来ている状態で先の5分足で仕掛けるとしたら、どんな感じになるでしょか?

ちょっと、見比べてみますか。

本来は、レンジ下限に到達したのを確認(オレンジ色の丸)して買いエントリーですが、問題を出した直後(上図、背景が白い時間帯)からエントリーするのであれば、

出来る限りレンジ際で、しかも規則性が認識できるEのライン到達を青色の丸のポイントで確認してからのエントリーになります。

基本、エントリーが出来る箇所は、その2点だけです。

ただし・・・

先ほど補足として、Dラインの反発でトレードした人は獲れたと説明しましたよね。なぜかと言うと、

Dラインはレンジのちょうど中値にあたるポイントだからです。

このブログでも以前お話していますが、レンジ内部で唯一チャートポイントが生まれるのは、レンジの中央に引けるラインになります。

ただ、この中値ラインは、あくまでポイントにしか過ぎず、そこから規則性のある値動きがうまれるわけじゃありません。

だから、値動きをいつまでも追うのではなく、単に反発を狙って直ぐ逃げる方針にします。

また、きちんと見れば分かるんですが、このレンジ自体が、綺麗に機能しているわけではなく、やや不安定です。レンジ自体も更なる入れ子状態になっている可能性がありますし、平行レンジではなく別のフォーメーションを形成する可能性もあったんですね。

であれば、先のラインDも、完全に中値であるとは特定しきれません。

なので・・・

機能するのか、規則性が生まれるのかを見る必要があり、赤丸bやcでは仕掛けづらいんですよ。実際にbではそれまで価格を止めていたラインDを跨いでますから。

cで再度価格がラインを上抜けた後に、ロールリバーサルを形成していますから、ここからようやくラインDが機能するかな、と判断できるわけで、

そうやって判断が出来てようやく、緑丸での反発狙いのエントリーが可能になります。

 

とまぁ、解説するのは簡単ですが、実際は現状認識できていた人でも、このレンジの枠組みは分かりやすい状態にはないので、上手く獲るのは難しかったのかな?と思います。

ただ、いずれにせよレンジ内取引というのは、出来るだけレンジ際から内側に向かってエントリーする逆張りが基本だということは、忘れないでおきましょう。

 

さて、今回も随分と長くなってしまいました。今日はこの辺で切り上げるとしましょう。

この後の展開も書きたいところなんですが、書いているとキリがなさそうなので、次回の記事がこのテーマの続きになるかは、今のところ不明です。

また、レンジに関しては、いずれ1つの記事として改めてお話していけたらな、と思います。

それじゃあ、また。

 

現状認識の実際(1)

「環境認識が大切」

というのは、今では当たり前の様に言われていることですが、それじゃあ実際に、それを自分のトレードに活用できている人って、どれくらいいるんでしょうか?

環境認識しているつもりでいるけど上手くいかない、って人は結構多いんじゃないかと。

恐らく、抜けているのは環境認識からの「現状認識」。

ということで今回は、環境認識から、今自分がトレードしようとする状況まで落とし込む「現状認識」について、もう少し突っ込んで解説していこうかな、と思います。

それでは、始まり始まり~~!

現状認識とは

現状認識については、このブログの中で既に繰り返しお話していますが、ちょっとここでおさらいしておきます。

例えば良くあるのが、上位足を環境認識して

  • 日足=上昇トレンド
  • 1時間足=上昇トレンド
  • 5分足=上昇トレンド

と揃ったら、買い方針

というものですが、これ、確かに正しい判断です。

ただ、実際に上位時間軸から下位時間軸までの方向性が揃うってことは、そうそうあるもんじゃありません。

多くの場合が、バラバラです。

ですから、全ての時間軸の方向性が揃うのを待っていたら、毎日チャート監視していても、トレードチャンスが極端に少なくなってしまいます。

また、仮に上位足から下位足までの方向性が揃っていたとしても、実際は上手くいかないって人も、結構多いと思うんですよねぇ。

なぜ上手くいかないかというと、各時間軸を分析しても、その各時間軸を連携して認識しているわけではなく、個別ごとにしか認識できていないからです。

逆に言ってしまえば、

今5分足で見ているこの波は、1時間足で言えばAという波の一部、4時間足と日足で言えばBという波の中のこの部分・・・

といった感じで、各時間軸の関連性を連動して把握していれば、仮に各時間軸が揃っていなくとも、

今は買うべきか?
どこまで待ったら売り方針を持つべきか?

が分かり、バラバラで認識していた時に比べて、格段にトレードチャンスが増えていきますし、環境認識を実際のトレードに有用に活用できる様になります。

ということで僕は、環境認識を実際のトレードを行なう状態まで秩序立てて落とし込んでいく、その一連の作業を

「現状認識」

と定義づけています。「現状認識」として概念化することで、環境認識と実際のエントリーの間にある曖昧さを、排除しようと考えているんですね。

ただまぁ、言葉でその概念を説明したところで、「何のこっちゃ?」になってしまうので、過去記事でも何度か実例を用いて解説はしてきましたが、

今回は、この「現状認識」に絞って、具体的にどうやっていくのかを、更に解説していこうと思います。

フラクタル構造を実用化しよう

まず最初に、理解しやすい様に単純化した図を用いて、解説していくことにしますね。

ただ、解説の前に1点だけ。

ここで把握してもらいたいのは、市場がフラクタル構造であることによる、上位と下位の時間軸との関係性です。

なので、理解しやすい様に、値動きは極端にして用いています。時間的比率の違いなど正確性に欠けることは、予めご了承ください。

では、解説に入りましょう。

例えば日足が、こんな感じだとしますね。

見ての通り、平行レンジです。現在はレンジ上限に当たって反転下落を始めたところです。

日足でトレードするのであれば、この段階で方針を立てることが可能かもしれませんが、デイトレードのレベルでそれをやるには、リスクや時間の許容量があまりに多くなりすぎます。

そのため、デイトレードであれば、もっと細かいレベルまで落とし込んで判断していく必要があります。

ということで、この日足レンジ上限から反転下落している局面(上図の下向きの赤い矢印)を時間軸を落として(ズームアップして)、詳しく見ていくことにしましょう。

下図は、4時間足です。

高値低値を切り下げながら、下降トレンドを形成しているのが分かると思います。

つまり、日足で見た反転下落の局面とは、4時間足においては「下降トレンド」ということになります。

で、大切なのは、この状況を単に「下降トレンド」として終わらせないということです。

まず注目すべきなのは、このトレンドの波です。つまり、

今の局面は「推進波」なのか「調整波」なのか?

を、まず見ます。(上図では、ネックラインを試した後の推進波を緑色、調整波を青色で示しています)

見ての通り、今の局面は調整波ですね。赤色で囲った部分がそれです。

つまり、4時間足においては今現在、下降トレンドで戻しを付けている局面ということになります。

  • 日足=平行レンジ上限から反転下落を始めたところ
  • 4時間足=下降トレンドの調整局面

ですから、4時間足でトレードするのであれば、売り方針となります。

戻り売りを狙いますから、既にお話している押し戻しを捉えるロジックを用いて

  1. 戻しの到達点を探り、到達確認し
  2. 到達ポイントで反転確認を行ってエントリー

となるわけでしたね。

ただ、4時間足でトレードするとなると、エントリーポイントに到達するまでに数日待つ可能性はありますし、エントリーした後も数日以上ポジションを持ち続けることになっても不思議ではありません。

なので、デイトレーダーとしては、もう少し小さな時間枠でトレードしたいと思ってもおかしくありません。

ということで、さらに小さな時間軸でチャートを観察することにします。4時間足で見た「下降トレンド中の調整波」(赤い丸で囲った部分)を、1時間足に落とし込んで、もう少し詳しく見ていきましょう。

下図が1時間足です。

見ての通り、上昇トレンドを形成しています。

で、まずこの1時間足の状況を把握するため、先ほどと同じ様に、きちんとこのトレンドの推進波と調整波を把握しておきましょう。

①の調整波は、1辺の押し目ですが、②の調整は複数の波からなるレンジを形成しています。

そして今現在は、このレンジを上にブレイクし、上昇トレンドが再開した(推進波がはじまった)ところですね。

であれば、トレード方針としては

  • 押し目をつけるのをロジックを用いて待って、買いエントリーする
  • ロールリバーサルを待って、買いエントリーをする
  • 今の上昇程度ならリスク内と判断できたとしたら、即買いエントリーする

ということが考えられます。

 

と言いたいところですが、ちょっと待った!

 

何か大事なこと忘れてますよね?

既に気づいている方はいると思いますが・・・

そう、せっかく上位時間軸の環境認識をやっていたのに、その関係性を忘れてトレードしようとしてしまっています。

もう一度、今までやった作業を確認しましょう。

  • 日足での環境認識=平行レンジ上限から反転下落をしだした局面
  • 4時間足での環境認識=下降トレンドの調整(戻し)局面
  • 1時間足での環境認識=上昇トレンドのレンジを上にブレイクした局面

つまり、

1時間足の上昇トレンドの波=4時間足では下降トレンドの調整波

ということですよね。下降トレンドの戻し局面として、一時的に上昇している場面が、1時間足の上昇トレンドなわけです。

であれば、1時間足上昇トレンドを見て買いエントリーしたとしても、買って直ぐに下降し出す可能性は大きいわけです。

(((;゚Д゚)))ガクガクブルブル

 

じゃあ、どうする?

 

ということで、もう1度4時間足に戻って、この下降トレンド戻し高値の到達点(言い換えると、1時間足上昇トレンドの天井)がどの辺りになりそうなのかを、見ていくことにしましょう。

押し戻しの到達点を探るテクニカル(知らない人は、「エントリーポイントの狙い方(1)」を参照)を用いて、判断します。

で、そうやって判断した結果、上図のラインで示したポイントが最有力候補だとします。現在の価格と到達ポイントまでの値幅は50pips程度です。

4時間足の戻り売りをするのに何日も待つ必要はなさそうですし、逆に1時間足上昇トレンドに乗って買いで入っても、数十pipsは獲れる値幅です。

ということで、トレード判断としては、以下の2つのことが考えられます。

  • 4時間足下降トレンドで戻し高値(1時間足の上昇トレンドの天井)をつけて反転下落するのを待って、売りエントリーする方針
  • 4時間足下降トレンドの戻し高値をつけるまでの1時間足上昇トレンドに乗って、買いエントリーを狙う方針

保守的にトレードしたい人なら、買いで入るのは見送るでしょう。想定したポイントに届かず直ぐに反転下落してしまえば、損失を被りますから。前者の方を選択することになります。

しかし、果敢に攻めていきたいトレーダーなら、4時間足の戻し高値に到達するまでの数十pipsの値幅を狙って、買いで攻めていくと思います。

この判断は、各トレーダーの性格・トレード手法・資金量・リスク許容量等によって分かれますから、どちらが正解ということはありません。

それじゃあ今回は、4時間足戻しの局面、つまり1時間足上昇トレンドを買いで獲りに行くとしましょうか。

1時間足を見つつ、5分足でタイミングをとることにします。

下図は、さっきの1時間足。

で、このレンジからのブレイクした後の様子をうかがいながら、5分足でタイミングをとります。以下は、5分足を想定した画像です。

上図は、

ロールリバーサルを期待したけどそこまでは押さず、でも押し目到達ポイントに達して反転確認とれたからエントリーしたよ!

という状況を想定して書いてみました。人によってトリガーは異なりますので、エントリーポイントは様々でしょうが、まぁ大体2つの赤丸のあたりが買いポイントになるかと思います。

ただし、今獲りに行こうとしている局面は、あくまで

「4時間足下降トレンド中に一時的に戻して上昇している場面」

ですから、売り圧力がいつ大きくかかってきてもおかしくない状況です。

急変が起きた場合、出来るだけ引き付けたポイントでエントリーした方(上図2つの赤丸で言えば、下の方)が、利幅を確保して逃げるやすくなります。

もちろん、順調に伸びていったとしても、利幅を出来るだけ伸ばそうと考えずに、サクッといつでも利確する心の準備も必要です。

とまぁ、現状認識の基本的な流れは、大体こんな感じになります。

環境認識から現状認識の作業を行なうにおいて、大切なポイントは、

今、自分はどの波を見ているのか?その波はどんな状態なのか?

を明確にすることです。

  • 日足ではどんな波?どんな状態?
  • 日足で見た波は、4時間足ではどんな波?どんな状態?
  • 4時間足で見た波は、1時間足ではどんな波?どんな状態?

という風に、各時間軸の環境認識を秩序立てて、実際にトレードする時間軸まで落とし込んでいきます。

そして、それが分かったうえで、

  • 自分は今、どの波に乗ろうとしているのか?
  • 自分は今、どの局面でトレードしようとしているのか?

を把握して、トレードすることが大切なんです。

この現状認識までの一連の作業が出来ていれば、

「日足も1時間足も上昇トレンド、だから上目線固定」

といった短絡的な判断は、しなくなると思います。

環境認識から実際のエントリーまでの間の作業を曖昧にせず、きちんと具体化することが、大切なんです。

ただ・・・

冒頭でも言いましたが、上記の例は、あくまで現状認識を分かりやすく解説するために、書いてみたものです。

なので、この例では「日足」「4時間足」「1時間足」「5分足」を用いましたが、この時間軸を必ず使えということではありません。使わなくても良いですし、それ以外のものを用いてもOKです。

大切なのは、自分が現状認識しやすい時間軸を用いることです。

現に僕自身、5分足を見なかったり、30分足を見てみたりと、相場つきによって自分が認識しやすい時間軸を用いてトレードしています。

また、ここまでの解説は、図を用いて単純化した、しかも分かりやすい例です。

現実はもう少し・・・どころか、かなりややこしくなることが多いと思います。

ということで、次からは、実際のチャートを例に現状認識していきましょうか。

と言いたいところなんですが、この後の話はかなり長くなりそうです。今回は残念ながら、ここまでとしましょう。

次回は、実際のチャートを用いながら、先週のゴールドの相場を現状認識していきながら見ていきたいと思います。

人によっては、結構ややこしい相場つきだったと思うんで、先週後半の値動きに振り回された人は、チャート認識の方法を改める良いチャンスになるかなぁ~♪

次回の分も、大半は書き終えてあるんで、それほど日を開けずに公開できると思います。

それじゃあ、また。